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カート

カートが空です

FEATURE

ateliers PENELOPE Standard | Vol.5 [AP Boston]


ここ数年、梅雨といっても空梅雨なことが多かったですが、今年はいつのまにか梅雨入りしていたと思ったら本当に雨続きの毎日です。蒸し蒸しとしつつも朝晩の気温が落ち着ついているのはとても助かっています。とはいえ洗濯日和な陽気が恋しいですね。





日当たりの良いペネロープのビルの3Fのアトリエは、夏はサウナのようになり古いエアコンが午後まで効いてこないこともありますが、植物にとっては悦ばしい環境のようで、デザイナーが育てているローズマリーの葉が野生的にもりもりと伸びています。薄紫色のかわいらしい花がいくつも咲いていて、とっても良い香りです。



夏になると持ちたくなるリネン素材のアイテム。リネン=夏のイメージが根付いているかと思いますが、ペネロープでは一年を通してリネン素材のアイテムを定番展開しています。ときには、秋冬にリネンの商品を発売することもあります。
>> リネン素材のアイテムはこちら

これまで様々な異なる織地のリネンをオリジナルカラーで染め、バッグやBIQUI par ateliers PENELOPEのウェアのデザインに落とし込み、商品を展開してきました。





その中でもずっと作り続けているリネン帆布の定番「AP Boston(APボストン)」シリーズは、とてもシンプルで奇をてらわないデザインのボストン型トートです。2017年の発売以来、おかげさまでたくさんのお客様に愛されて、気付けば在庫がなくなってしまう、そんなアイテムでもあります。

底面に施したシルクスクリーンのロゴプリントは、持った時はほとんど下向きで隠れてしまいますが、バッグをコロンと横向きにしたり、ちらりと見えたとき、ゴシック調のダークグレーのロゴはナチュラルな生地感との良いコントラストとなっています。




Photo by gorta yuuki



世界情勢や円安の影響、そして原産地であるヨーロッパでのサステナブル需要の急拡大によって、ここ数年でリネン糸の価格が著しく高騰、生地屋さんから『糸が高すぎて今季は糸を仕入れないから在庫限りになるかも』と言われ『リネン帆布の製品はもう作れないかもしれない』と真剣に考えていた時期もありました。


L:AP Boston(S)/ R:AP Boston(L)


AP Bostonのリネン特有の独特な落ち感と、ほんの少しの立ち感のバランスを再現するには「10号」の厚みのワンウォッシュ加工を施したリネン帆布が欠かせません。代替の生地を探そうにもなかなか難しかった中、その後少しずつ状況が落ち着き、国内の機屋さん・生地屋さんのご尽力のおかげで今日も国産リネン帆布を継続して製品化することができています。




四角でも丸でもない、なで肩のようなフォルムは絶妙な角度でアールを描いたパターンから生まれます。3本のステッチで立ち感を加えた持ち手や、サイドのマチのバランス。一つ一つがリネン帆布の生地の風合いにぴったりとはまり、立体になったときの愛らしさにつながっているのかなと思います。

現在はリネンのグレイッシュな生機の色そのままのナチュラルカラーのみ展開していますが、いつかまたオリジナルカラーも染めることができたらいいなと思います。





リネン(麻)は天然繊維の中でも特に丈夫で、コットンの2倍の耐久性を持ちます。柔らかさの中にしなやかなコシとハリがあり、使えば使うほど平織りの目が詰まっていき丈夫さを増します。吸湿性に優れ夏にぴったりなリネンのシャツ、わたしもさらっとした着心地が好きでよく選びますが、アイロンがけが苦手でいつもシワシワになってしまうのが悩みです。

昨年からペネロープに加わったスタッフの吉田さんは大のリネン好き。普段からお洋服もリネン素材が多いという吉田さんが入社して最初に使い始めたアイテムはAP Boston(L)でした。





荷物がたくさん入るファスナー付きの肩掛けトートバッグは通勤にも重宝しているそう。マチがたっぷりある作りなので、お弁当も入れやすく、ブルーの Hold Pouch(L)には仕事の書類を入れて、バッグの中で仕切りとしての役割も担っています。ファスナースライダーにはAP Slider を装着して自分好みにアレンジ。




この日は11号のリネン帆布で作られたBIQUI の Serve-LI(コート)のサンプルを着て、リネン帆布のコーディネート。だいぶ使い込んで繊維がふっくらとしてきたリネンのバッグは、たくさん荷物を入れている時もボリュームの収まりが良く、体に自然に寄り添ってくれるところが扱いやすいのです。





そんな吉田さんに、『リネンってシワのお手入れ大変じゃないですか?』と聞いたところ、耳寄りの裏技を教えていただきました。お洗濯をしたあとに湿った状態のリネンに高温でアイロンを当てて伸ばし形を整えて干すと、綺麗に乾いてそのまま着れるのだそうです。そんな技は思いつかなかったので、びっくり!強靭な繊維だからこそ一度乾いてしまうとシワをとるのも至難の業ですものね。リネンが好きだけどお手入れが苦手だなあという方はお試しになってみてください。
(リネンも種類によっては直アイロンによってテカリがでたり繊維を傷めることがありますので、基本は当て布をして、取り扱い表示をご確認の上でお試しください)





リネンだけでなく多趣味で美味しいお菓子や食材の情報を沢山知っている吉田さん。最新のスタッフブログではお弁当の紹介をしてくれています。

>> ateliers PENELOPE Notes「おべんとう」

 

 

AP Slider(別売り)


SサイズとLサイズの2サイズ展開のAP Bostonシリーズ。口元には大きく開いて中身を確認しやすいダブルスライダーを採用しています。8号の綿帆布で作っている「#8 AP Boston」シリーズはプラスチック製のコイルファスナーを使っていますが、リネンはあえてメタル製。この異素材同士の組み合わせも質感のコントラストが効いていてアクセントになっています。



What’s inside:Hold Pouch(S) / BK Bundle / 500ml Plastic Bottle


手持ちの短いハンドルが耳の様に立つところが愛らしいSサイズ。小さいながらもたっぷりのマチで意外に頼もしい収納力です。休日にお茶やランチに出かけたりする際に"程よい”ひとつあると重宝するサイズ感。軽い手持ちのトートは世代を問わずお使いいただけるアイテムかと思います。

 


(L)に同じアイテム + 13インチのラップトップPCを入れたところ

 

肩掛けができる大容量のLサイズは、Sの容量に加えて13インチ以下のラップトップPCや、ウィンドブレーカーなど薄手の羽織ものも畳んで入れられる、ゆとりあるサイズとなっています。一泊程度の小旅行やジムなどにも使え、シーンを選ばず活躍するユニセックスなアイテムとなっています。




さらっと使い心地よく気兼ねなく使えるリネンのトートバッグは、これから訪れる夏の毎日に寄り添う相棒にもぴったりです。


アイテム詳細はこちら
>> AP Boston(S)
>> AP Boston(L)



写真・テキスト / Nao Watanabe

©️2026 ateliers PENELOPE